デジタルから本へ=「魔導師は平凡を望む」シリーズ累計9万部
フロンティアワークス同社第1事業部課長の辻政英氏は語る。
かつてラノベを読んでいた30代、40代も、10代とは感覚の乖離が大きくなり、ラノベ棚から遠ざかる。そんな人たちが「本当はこういうものが読みたい」という想いから同世代向けにネットで小説を書き、それらが書籍化されて文芸棚に収まると「これが欲しかった」と購入する人が、意外なほど多かった。だから書店のネット小説コーナーは日に日に面積を増している。
「うちの編集部員は皆『小説家になろう』(ネット小説投稿サイト)の作品が大好きで、『共感できるもの』『自分たちの感覚でわかるもの』をやっています。《新文化「フロンティアワークス 「文芸書」棚をねらいうち」》
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