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2014年7月20日 (日)

著者メッセージ: 柳広司さん 『ナイト&シャドウ』

  プロの小説家が小説を書くにあたって一番意識するのは〈読者〉である。 ――と書くと「何をいまさら」と鼻白む向きもあるかもしれないが、これが 案外難しい。第一に、読んでもらって、はじめて読者である。当たり前のこ
 とだが、読んでもらえなければ読者ではない。
  いったいどんな人がこの作品を読んでくれるのか? 年齢も性別も職業も、場合によっては国籍も人種も異なる未知の読者の反応を懸命に想像しながら、一文字一文字、手探りで書き進めていく。それが小説家の仕事であって、何度やっても難しいものです。
  というわけで、柳広司にとって二十二冊目の著作となる本書『ナイト&シャドウ』も、とことん読者にこだわって書き上げました。満足のいく仕上 がりになったと自負しています。どうぞ存分にお楽しみ下さい。(柳広司)
(講談社『BOOK倶楽部メール』 2014年7月15日号)

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