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2014年7月30日 (水)

「水玉」 描くことで救われた人生=草間彌生さん

(草間氏は小説も書いている。孤独な老人の身辺を描き、自死のイメージがあふれているものだ。社会的には変調とみえる精神と芸術の極意の関係を示唆してくれる。)

産経=「草間彌生さん「水玉」 描くことで救われた人生
《突起も水玉同様に無限や反復を意味する。異国の地で評価された草間さんは、現在も絵画や彫刻で水玉模様の作品を創り続け、世界各地の著名美術館で展覧会が開かれている》
 水玉は当時だれもやっていなかった。命がけで、独創的なことをやってきました。母は画家になることに反対し、絵を破られ焼かれてしまいました。アメリカへ行ったからこそ芸術家になれたのです。おそらく日本にいたら自殺していたでしょう。自殺を忘れるために描き、描くことで救われたのです。

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