外狩雅巳の作品評価の低さと高さの要因を分析すれば
文芸同人誌に作品を発表しても、評価が高くならない、本当にそうなのか分析評価してほしい、というので、書いたのが「文芸同人誌作家・外狩雅巳の作品的な悲劇」である。これを「詩人回廊」北一郎の庭で連載公開している。ひとつの分析評論である。彼の作品集出版「この路地抜けられます」や十坪のるつぼ」は書店で200冊以上売れているという。自分は、町工場で働くひとや、当時の状況を知りたいひとには、売れるであろうと納得していた。それが今度は根保氏のサイトで取り上げられたので是非掲載して欲しいと、外狩氏から投稿があったので掲載した。《参照:外狩雅巳のひろば》。知名度の低い多くの作家は、自分の本が出版されると、主な書店を回って、書店長に「私の本を東販などの配本会社に注文して、店頭に並べていただけませんか」と営業して頼むものである。それをしないで、200冊売れたら背後にはかなりの潜在読者層がいると考えられる。
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コメント
半世紀も同人誌活動してましたら、本の百冊、二百冊売れて当たり前ですよ。特に外狩さんは社会活動を幅広くやってきた方であるといいますから、人間的な関係が親密な層がいるはずで、その上彼の人間性が広い層にファンを呼ぶのでしょうね。作品の良し悪しに関係ないファンですね。
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2014年7月 3日 (木) 07時33分