文芸同人誌評 「週刊読書人」(6月6日)白川正芳氏
冒頭、吉本隆明が3人で始めた同人誌「試行」連載の「言語にとって美とは何か」に触れる。
青江由紀夫「銀治郎の日記-ガン患者・人工肛門の初体験-」(「海峡派」130号)、倉谷ひろたか「詩篇 月に沈む 二」(「北狄」ほくてき、創刊60周年・366号発刊記念)
『第九回 笠岡市木山捷平文学選奨 平成25年度入賞作品集」
飯田未知「ブルーミング」(「mon」4号)
「野の風」創刊号よりいそのかみときこ「神様との一夜」
田辺順子「ちいさな命へ」(「女人随筆」132号)、桜井信夫「失意の人、失意の地 三浦綾子「塩狩峠」への旅」(「ペガータ」14号)、豊田マユミ「暮れの大嵐」(「ぱさーじゅ」30号)、大森捷二「同人雑誌作家応援事業」(「四国作家」46号)
((「文芸同人誌案内」掲示板・ひわきさんまとめより)
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コメント
青江由紀夫さんの「銀次郎の日記」は北海道の「山音」に連載を始めたのが十五年前。その生原稿をパソコンに打ち込む作業を四年ほどやったことがあった。当時、青江さんは函館大学の学長であった。その後、千葉に住居を構えて九州の雑誌「海峡派」にも同じ「銀次郎の日記」として連載、二つの雑誌に連載を続けて今に至っている。癌の治療、闘病生活。百キロの巨体が今はやせているというけれど・・・。
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2014年6月16日 (月) 01時33分