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2014年4月 7日 (月)

生活の地平観察としての思想

詩人回廊の「情報化社会の思想と主体 」山川豊太郎は、そのなかで、わかりやすく説明してくれている。
『周知の通り、冷戦の終結は、マルクス主義を奉じる共産主義国家の敗退/アメリカを盟主とする民主主義陣営の勝利――という単純な構図を意味しない。なぜなら、民主主義もまた、思想界的には一つのイデオロギー=「大きな物語」の亜種に過ぎないからである(ちなみに、民主主義をも相対化する理念として、ポストコロニアルの論者が頻用する「多文化主義」という価値観もまた、一種の「大きな物語」であるとも言える)。』
 我々が生活について問題意識を持つ時に、それに社会の制度や時代の空気がどれほど関係しているかを知ろうとする。その視点を広げると、個人の世界観というものが浮き彫りにされる。
  「大きな物語」思想におけるとは、時代の「形態」「様式」「流行」「習慣」などであり、文学作品がそれをどう反映しているかを観察する基準にもなる。

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