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2014年3月16日 (日)

デジタル化と本の市場= スターツの戦略

スターツ出版「変化の芽」を社内共有
「ケータイ小説では作家に会いによく地方に飛んでいましたが、ベリーズカフェでは都市部在住の方が多い。読者も作家もケータイ小説とはまた別の、新しく入ってこられる人が中心です」
 売上げは紙の書籍が主軸ながら、広告や電子書籍も年々伸びている。
 「ベリーズ文庫は昨年4月創刊ですのでこれからですが、ケータイ小説文庫の方は日販のデータでは書店で年に平均3.2回転しています。つまり『外す作品は少ないが初速型』と従来は見られがちでしたが、じつは回転率がよく、実際、重版率も高い。
 また、ユーザーアンケートでは8割が『サイトに掲載された小説の書籍版を買ったことがある』と答えており、しかも併読した本は野いちごで固まっている。それもあって書店に棚セットを送ってみたところ、売上げがグンと上がり、『棚ができると売れる』と認識いただけるようになってきました」
 版元が自らサイトを持っているからこそ、サイトと紙で一貫したブランド価値を提供でき、ゆえにロイヤリティの高いユーザーが生まれる。それが同社の強みだろう。

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