馳星周「ラフ・アンド・タフ」
1月末に刊行されました『ラフ・アンド・タフ』、先月の担当編集者からの
コメントに引き続き、今月はなんと著者である馳星周さんからのコメントが
届きました!(講談社ミステリーの館】2014年2月号より)
----------------------------------------------------------------------
ラフ──がさつな男
タフ──逞しい女
がさつな男が逞しい女に出会い、恋に落ちる。
狂おしいほどの感情の虜になって、突っ走る。
他愛のないものを手に入れるために、すべてを賭けなければならない人間が
いる。
すべてを失ってなお、幸せを感じられる人間がいる。
愛を書きたかったのだ。愚かしくてせつない愛を。<馳星周>
--------------------------------------------------------------------------------
内容紹介
賞金稼ぎを夢見て無茶ばかりする二人の男。ヤクザの借金を踏み倒した風俗嬢を見つけたが、女は言う。「好きなときに、好きな穴を使っていいのよ」。堅い絆で結ばれた二人は何もかも投げ捨てて女を、そしてその幼い息子を逃がすことを決意する。血塗れの子守歌をききながら、明日なき暴走が始まる。魂の兄弟(ソウル・ブラザー)、そして夢のような女と健気なガキ――死にたいくらい焦がれた幸せが目の前にある!
| 固定リンク
コメント
「新宿鮫」は「不夜城」の間違いでした。訂正。最近は作者や作品名を度忘れすることが多いので、申し訳ありません。(≧m≦)
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2014年2月11日 (火) 01時40分
馳星周は高校の後輩です。
「新宿鮫」でしたか・・社会性のあるいい作品でした。苫小牧ゆかりの作家である内山安雄の新刊本の作品の解説も書いてまして、文芸批評の仕事もやってますね。
中堅というよりも、今はベテランの売れっ子ですね。( ̄ー ̄)ニヤリ
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2014年2月11日 (火) 01時35分