社会との関わりにこだわる作家交流、平野啓一郎さんらの「飯田橋文学会」
. 昨年の夏ごろより30~40代の作家たちの自主サークル「飯田橋文学会」の活動が始まっているという。メンバーは、芥川賞を受賞した平野啓一郎さんや田中慎弥さん、柴崎友香さん。米国文学者の都甲幸治さん、日本文学研究者のロバート・キャンベルさんら文学研究者、海外の日本文学翻訳者など17人。2か月に1回程度、例会で文学を議論したり、ホームページやトークイベントを運営して読者と触れ合う交流会もするという。昨年7月に活動が始まり、研究者のミニ文学講義や作家の朗読会などを続けるうち、例会の場所になっていた東京・飯田橋を名称にした。紹介するホームページを作成し、13日には田中さんらメンバー4人が都内で初のトークショーを開いた。
こうした活動を始めたことについて、社会と文学の距離がものすごく開いてしまった、という危機感があるという。
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