「文学フリマ」では物語が消費される
このほど「詩人回廊」で「文学フリマ物語消費」の連載を開始している。これはもちろん大塚英志の「物語消費論」を意識したタイトルである。
私自身、1960年代後半から70年にかけて、企業のブランドイメージアップ戦略として、商品誕生や使用法について長文のコピーライを執筆した。ニュース化と物語化である。取材が長期にわたり、、そのうえ企業の内情や来期の販売戦略まで知ることになるので、秘密の管理もあり特別任務であった。大塚氏解説は、この物語化の手法が、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」に「物語ソフト」として機能したことを述べている。当会では、会員の支援情報を発信するのに、この物語化を行っている。同時に、ここでは、私は散文の活用法を開発しようと、文体にも工夫をするつもりで、徐々に文章と内容を変化させ最終的に物語にしてみようと思う。読者は、そういうことに興味のある人を想定している。ライターとして以前から「詩人回廊」をブランド化出来たらいいな―と考えていたのに、多忙でやらなかった。ヒマが出来たので――最近は気分転換に銭湯にまで通っている。
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コメント
新しい試み面白いですね。期待してます。( ̄ー+ ̄)
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年11月21日 (木) 03時03分