« 雑誌「文学界」11月号で「同人雑誌評の果した役割」(勝又浩)掲載 | トップページ | 同人誌作家のあり方を試行錯誤 »

2013年10月16日 (水)

東浩紀「クリュセの魚」気分が変わらなければ、世の中は動かない

<震災でぼくたちはばらばらになってしまった>。安易に「絆」を強調するより、震災後にむき出しとなった人々の生活・社会的格差に目を向けるよう自らが編集長を務める雑誌「思想地図β」でいちはやく発言した。原子力発電所の事故の悲劇を忘れないよう「福島第一原発観光地化計画」の可能性も模索する。
 「僕は小説を書くような夢想的な人間で、『引きこもり的な世界観』の持ち主であることは今も変わっていません。ただ震災後、人々の気持ちを正確につかみ、解説することに興味がなくなった。人々の気分を変えることが大切だと考えるようになりました。震災で人々がばらばらになったなら、もう一度つなぐ物語を作りたい。本来の文学者の仕事はそこにあるはずです」
 「お金の流れや制度を変えるのは政治です。『世の中を変える』とは、一般にこの部分の話と思われている。でも、気分が変わらなければ、世の中は本当には動かない。気分はとらえどころがありません。だからこそ、想像力や文学が大切なんです」です 。
(読売新聞10月15日付け 「クリュセの魚」を刊行 東浩紀さん


|

« 雑誌「文学界」11月号で「同人雑誌評の果した役割」(勝又浩)掲載 | トップページ | 同人誌作家のあり方を試行錯誤 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 雑誌「文学界」11月号で「同人雑誌評の果した役割」(勝又浩)掲載 | トップページ | 同人誌作家のあり方を試行錯誤 »