ボイルドエッグズ新人賞「小さいおじさん」(尾崎英子著)落札出版
村上達朗さん(60)の主宰する「ボイルドエッグズ新人賞」の受賞作を売り出す出版社を決める日本初の競争入札を今春に実施。落札した文芸春秋から、「小さいおじさん」(尾崎英子著)が10月に刊行される。(「文学賞作品の出版権を競争入札」産経ニュース2013.9.30)
入札には6つの出版社が参加。作品の改稿案や初版部数などを提案し、出版権を競った。
初めてエージェント契約を結んだのは、後に直木賞作家となる三浦しをんさん。早川書房時代に担当した入社試験で、ユニークな作文を書いたが採用に至らなかった女子学生を後日、「サポートするので、小説を書いてみないか」とスカウトした。三浦さんに続き、新人賞で才能を見いだした万城目(まきめ)学さんも次々とヒット作を生み出している。
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