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2013年10月 4日 (金)

文芸同人誌「人間像」183号(北海道北広島市)

【「天然理心流」石塚邦夫】
 新選組の近藤勇の父周助が内藤新宿の近くに天然理心流の試衛館という道場を開いていたが、他の流派の道場は流行っても、これは三流道場とされ人気がなかった、という。しかし、実戦的であったのか新選組の近藤隊長や土方歳三などの戦いの強さの要因であったという。剣豪に興味のある人には、興味深い資料なのではないだろうか。
【「宮沢賢治の秘密」根保孝栄】
 宮沢賢治といえば「雨にも負けず」の詩が有名だが、これは詩作品として発表されたものでなく、手帳にあったメモで、資料に過ぎないことと、詩として政府によって教科書に採用し、戦争中の国民忍苦の正当化に利用された話がある。その他、宗教的な側面と、異常感覚的な短歌の存在を記している。特に女性に対する心の持ちように独特な精神性をもっていたことが記されている。
【「脱原発へのシナリオを」日下邦子】
 道内の出版社「寿郎社」が「北海道(泊原発)の問題は何か」、「原発を拒み続けた和歌山の記憶」(汐見文隆・監修)を刊行していることがわかり、それを読んで、電力に対する認識が深まる。
【「ヘラクレスは来なかった」福島昭午】
 泊原発に反対運動をしてきたリーダーの記録。その一部を引用して、情報として「文芸同志会のひろば」に紹介しています。
発行所=〒061-1148北海道北広島市山手1-1-10、人気像同人会

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コメント

「人間像」の紹介ありがとうございました。要領よく内容を要約していただいた手腕さすがです。こういう仕事はなれた者でないとなかなかできないものです。感服しました。会員になりかわり感謝いたします。お忙しいのにお手煩わせありがとうございました。

投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年10月 6日 (日) 12時54分

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