「新同人雑誌評」勝又浩氏・伊藤氏貴氏対談「三田文學」第115号・秋季号・2013.11.01
《今号で取り上げられた作品》島田奈穂子「ナナフシ」(「mon」2号、大阪府大阪市)/飯田未知「スポットライト」(同上)/小野和子「土筆誰の子」(「峠」63号、愛知県名古屋市)/武田純子「習作のとき」(「安藝文學」82号、広島県広島市)/西村恵美子「白炎の記憶」(「佐賀文学」30号、佐賀県嬉野市)/八重瀬けい「あたしと祖母の四十九日間」(「九州文学」22号、福岡県中間市)/岸睦子「漱石の実父夏目直克のまなざし」(同上)/長田礼子「覧冥録」(「タクラマカン」50号、兵庫県芦屋市)/島尾伸三「夢をみました」(同上)/萩原康則「髪を切る女」(同上)/佐藤靖子「庭の中」(「サボテン通り」13号、北海道函館市)/難場田節子「つばめ」(「遠近」50号、東京都練馬区)/花島真樹子「山里にて」(同上)/国府正昭「浄水場にて」(「海」87号、三重県いなべ市)/紺谷猛「ととよし食堂」(同上)/菊田英生「泪橋」(「新現実」116号、東京都文京区)/石毛春人「遊びをせんとや生まれけむ」(同上)/池戸亮太「鳴石」(「あるかいど」49号、大阪府大阪市)/森岡久元「深夜音楽」(「酩酊船」28号、千葉県柏市)/松嶋節「じゃまた明日」(「文宴」119号、三重県松阪市)/中田重顕「休載の書」(同上)/岡田雪雄「たそがれ前」(「弦」93号、愛知県名古屋市)/田中壮二「昨日、私は三十歳だった」(「西九州文学」34号、長崎県長崎市)/齋藤澄子「ここはどこの細道じゃ」(「飛行船」13号、徳島県徳島市)/高尾祥平「君の歌へる君のふるさと」(「柘榴」14号、広島県広島市)/中丸悠太「みれんの徒」(「樹林」580号、大阪府大阪市)/石和純「あいつ」(「橡」14号、群馬県伊勢崎市)/宮下スエ子「風車」(「顔」75号、長野県上田市)
●ベスト3
勝又氏:1.島田奈穂子「ナナフシ」(「mon」)・2.八重瀬けい「あたしと祖母の四十九日間」(「九州文学」)・3.西村恵美子「白炎の記憶」(「佐賀文学」)
伊藤氏:1.国府正昭「浄水場にて」(「海」)・2.島田奈穂子「ナナフシ」・3.八重瀬けい「あたしと祖母の四十九日間」と中田重顕「休載の書」(「文宴」)
●「文学界」推薦作:前回の「無灯火」(「詩と眞實」)と「ナナフシ」・次点は「あたしと祖母の四十九日間」
((「文芸同人誌案内」掲示板・ひわきさんまとめより)
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