文芸時評9月(東京新聞9月26日)沼野充義氏
タイトルの意味するもの/村上春樹編訳「恋しくて」/平野啓一郎「family affair」/石原慎太郎「やや暴力的に」。
≪対象作品≫短編アンソロジー村上春樹編訳「恋しくて」「恋するザムザ」収録(中央公論新社)/平野啓一郎「family affair」(新潮)/村上春樹「ファミリー・アフェア」(短編集「パン屋再襲撃」所載)/石原慎太郎「やや暴力的に」(文学界)/ラモーナ・オースベル「安全航海」岸本佐和子訳(群像)/向井豊昭(1933~2008)遺作「用意、ドン」(早稲田文学)/宮下遼「ハキルファキル(卑しく貧しい者の意)」(群像)/浅生鴨「エビくん」(同)。
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