「超文学フリマ」現場レポートを雑誌「文芸思潮」51号(伊藤昭一)発表
雑誌「文芸思潮」51号に4月に開催の「超文学フリマ」の参加者に独自にインタビューしました。「密閉空間」、「密閉地帯」などのオタクジャンルから始め、増刊号『ヱヴァンゲリヲンのすべて』を発売した『BLACK PAST』、「無職透明」、「男一匹元気が出るディスコ」、「北城駿・わらがいきみと」、「草露の宿り(そうろのやどり)」、「本棚の蔭」、「大正大学文芸同好会」、「傾奇者八人衆@世界制服」、「上智大学紀尾井文学OB会」の大橋崇行さん、「大東文化大学国文学研究会」その他のひとたちに文体論の質問をし、「『超文学フリマ』に観た日本文学の潜在力への挑戦」(作家・ジャーナリスト伊藤昭一)として評論レポートにしました。≪詳細:文芸同志会のひろば≫
おそらく「文学フリマ」関連で、10ページにわたる記事が書かれることは稀でしょう。とくに大手メディアは、あまり大きく取り上げることはなかったようです。知ってっている人はしっているのですが、ここでは、それを恐れず一般人にもわかるように社会現象としてに意義が伝わるように、大きな流れを書いています。ただ、新聞記事と同じでは仕方がないので、興味をそそるように、文章にうねりを持たせています。うねりすぎて宙返りをしているところがあり、そこは五十嵐編集長に助けていただきました。
我が師の作家・詩人の伊藤桂一先生は今年の8月で96歳、私は71歳です。一字違いで親戚と間違われるので、文学活動は北一郎でやっています。こんど、北一郎詩集を自費出版するので、先生に2~3行の跋文をお願いしたら、10枚分も書いてもらえた(「グループ桂」同人のよしみで)。中味を読むと、「北一郎は詩人の言葉を使わない」ーーとしている。そう、私は「手垢のついた言葉」でしか書けない男なのだ。先生は、ちゃんと読んでいるのだ。私も加齢による腰椎変形で腰が痛いが、頑張るしかない。
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コメント
(o^-^o)伊藤さん、お若いと思ってましたが、けっこうなお歳なんですね。私は13年生まれですから、少し上です。伊藤さんの文章若いですよ。
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年8月 2日 (金) 02時42分