村上春樹さん「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」累計発行部数が100万部
文芸春秋は18日、村上春樹さんの新作小説「色彩を持たない多崎(たざき)つくると、彼の巡礼の年」を20万部増刷することを決め、累計発行部数が100万部に達したと発表した。
12日に発売されてから7日目。文芸春秋は「文芸作品では最速でのミリオン到達では」としている。村上さんの作品では前作「1Q84 BOOK3」が発売から12日目に100万部に到達している。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」はネット書店での予約などが多かったことを受け、発売前から増刷を重ね、計50万部で売り出された。発売初日にも異例の10万部の増刷を決めたが、売り切れ店が続出。15日にも20万部の増刷を決め、6刷80万部に達していた。
≪参照:暮らしのノートPJ・ITO文芸≫
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コメント
村上春樹の人気の秘密は、インターナショナルなファッション性にある。登場人物の住宅、服装、車、アクセサリーなどこまめに描写しているところでしょう。
文芸評論家はファッションに鈍感なので、ここが分かってない、ということです。
世界で読まれるのも、そこに理由があること、指摘する日本の文芸評論家は一人もいないとは、嘆かわしい限りです。
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年4月23日 (火) 01時46分