第25回中部ペンクラブ賞の候補5作品が決まる
第25回中部ペンクラブ賞の候補5作品が決まった。(応募順)「風の訪れ」猿渡由美子「じゅん文学」(名古屋市)71号/「アトランティス号で見る夢」森盛大「じゅん文学」72号(名古屋市)/「冬の蛍」小森由美「弦」(名古屋市)/「それは石臼から始まった」朝岡朝美「文芸中部」(東海市)91号/「パレルモの海」横井八千代「胞山」(岐阜市御嵩町)24.25号。また同クラブは愛知県芸術文化選奨文化賞を受賞している。≪参照:暮らしのノート「文芸」 ≫
同クラブは、中京地域を拠点にしながら同人雑誌と文壇(最近は、らしきというか)をつなぐ文学的な地位を確立した稀有な団体。尾張の精神というか三田村博史会長の手腕と協力スタッフの存在があるのでしょう。文壇という形態が明確な形をうしないつつある時代において、中部ペンクラブは日本特有の文芸文化の底辺を支える今後の在り方を示しているのではないか。
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