文芸時評3月(東京新聞3月28日)沼野充義氏
藤野可織「爪と目」女児語り手にした意欲作
林京子「再びルイへ。」実人生が語る核の悲惨
≪対象作品≫批評・佐々木敦「新しい小説のために」(群像)/新鋭9人短編集・滝口悠生「かまち」(群像)/小山田浩子「うらぎゅう」(同)/片瀬チヲル「コメコビト」(同)/岡本学「高田山は、勝った」(同)/今村有紀「バスチオン公園の馬鹿たち」(同)/澤西祐典「砂糖で満ちてゆく」(同)/藤野可織「爪と目」(新潮)/林京子「再びルイへ。」(群像)/キルメン・ウリベ「沖縄の洞窟」(金子奈美訳)。
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