市民文芸愛好者の「文芸同人誌」の周辺(3) 外狩雅巳
③市民文化向上の一翼を
行政等も文芸講演会や作文教室、市長賞と文化施策は行っています。税金の使途には注視し、参画して市民文化に寄与する必要があるでしょう。ライトノベル・短歌俳句・絵画・音楽と市民の文化趣味の中での位置付けや意味付けも考えましょう。
知己の書店・馴染みの喫茶店・公民館の展示室。あらゆる場所に自分たちの作品集を置きましょう。大枚はたいて買ってくれる人もいるものです。文芸同人誌の会に参加して老後を生き生きと過ごしましょう。
政令指定都市・相模原市の予算は約二千億円です。市民の為に使用して欲しいと思います。
箱物行政は批判され是正されましたが市民の文化要求への予算配分は僅かです。近年は市民活動への助成もあります。NG0・NPOも盛んになっています。
助成金制度もあり説明会に出た事もあります。同人会には十万円でも大金です。文芸講演会・学習会なども行政の支援があればと思います。
支援され作家・沖藤則子氏の文芸講演会を行った事があります。出費も無く成功しました。利用規定が厳しく現金支援は要請していません。文化都市指向が市のスローガンです。文芸が市民の交流と生き甲斐だと行政当局が認識し支援を行ってくれる日を待っています。会員には〔浦和スポーツ文学賞〕に関係した者がいます。町興しの文学賞創設だそうです。同人誌を顕彰する〔富士正晴文学賞〕は四国の三好市が行っています。市民で創る文芸同人会です。市と共にある文化文芸として行動を考えた事もありました。活動が市内全域に周知され市長や行政も注目する会になる日もいつか来る事でしょう。
≪参照:作家・外狩雅巳のひろば≫
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コメント
外狩さんの市民レベルの文学活動についてのコメント、大筋その通りでよく理解できますが、活動の把握の仕方が表面的すぎるようで、もっとケース・バイ・ケースを想定した詳細に踏み込んで論述しなくては、と思いますが・・・
例えば私の住む苫小牧市には、小説・評論の同人雑誌は五グループ存在し、年一回、もしくは二回同人誌発刊してます。
その規模から言うと、外狩さんの町では少なくとも十数誌の同人雑誌があってもいいと思いますが・・恐らく外狩さんが情報を把握してないだけではないでしょうか。
大学があれば、ひとつふたつの同人誌(漫画も入れて)
あるはずです。
人口百八十万人の札幌市だけでも二十誌の同人雑誌知ってます。知らない大学関係など入れると三十、四十あると思いますよ。企業内文芸誌など詳細に見るとけっこうあるものです。
知らないだけだと思います。喫茶店の帳面的なものから、音楽・絵画関係誌まで活字で書かれたものを網羅すると、ネットと同様色々あるはず。
私に言わせれば、喫茶店の数だけ同人誌は水面下にあるものです。
外狩さん、
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年3月11日 (月) 08時36分