芥川賞の黒田夏子さんの文章スタイリスト主張
芥川賞作家となった黒田夏子さんが産経新聞1月.31日付にエッセイを寄稿している。
「芥川賞に決まって 黒田夏子 けっかとしてのすがた」
「よこがき、ひらがなの多用、固有名詞や人称代名詞の消失、かっこなど記号類の不使用など、それぞれにいちおうの理由はあるが、実態それらは理論でも目的でもなく、この方向を主張したり推奨したりする気はさらさらない。」と、しているのは文章スタイリストとしての主張が見える。
純文学は資本主義の論理のなかで、断崖絶壁の端に引っ掛かっているようなものだ。どんなふうに絶壁からぶら下がっているか、読んでみようと思う。
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