« 西日本文学展望「西日本新聞」2012年10月31日、朝刊・長野秀樹氏 | トップページ | 著者メッセージ: 島本理生さん 『七緒のために』 »

2012年11月 3日 (土)

第15回文学フリマ途中経過便り!まだ増えている参加者

 11月18日にTRCで開催される第15回文学フリマに向け、文芸同志会も参加の準備をしています。《参照:文芸同志会のひろば》ここにあるように文学フリマ参加者は600サークルを超えまだすこしづつですが増えています。フリマの参加条件には、新刊があることとなっていますので、発行される同人誌も増えているということです。
 よく同人誌が減っているという話題が出ますが、それは長年活動してきた高齢者が亡くなって自然減になる部分だけをとりあげるからでしょう。文芸同志会発足は2000年11月3日、文化の日でした。文芸研究月報を発行しいたのは、翌年1月。「何で、こんなくだらないことをするのか」と友人にいわれましたが、この情報提供方式が注目され雑誌「文学界」で勝又浩氏にとりあげられ、その後、人材銀行を通して原稿依頼がきて、なんとなくフリーライターになってしまった。その間に発表場所である雑誌媒体がどんどんなくなっていきました。
 今回のフリマでは = なぜ「文学」は人生の役立つのか―菊池寛の作家凡庸主義と文芸カラオケ化の現代― 伊藤昭一=の冊子を出します。山川豊太郎の「読書塵」と合わせて読むと、明示していない形でサブカルチャー論など日本の現代哲学の発想が意識できるようにしています。文学が人生の役に立つのは、読者にとってか、書き手にとってのか、そこを題材にしています。「詩人回廊」に書いたものを、もっと読みやすく、今風に資料も追加しました。冊子ができたら、このサイトを出だしだけにして、あとは冊子を読むようにしたいと考えています。

|

« 西日本文学展望「西日本新聞」2012年10月31日、朝刊・長野秀樹氏 | トップページ | 著者メッセージ: 島本理生さん 『七緒のために』 »

コメント

「フリマの参加条件には、新刊があることとなっています」とのことですが…公式サイトにも参加要項にもそういう記載はありませんでした。

投稿: 一参加者 | 2012年11月 9日 (金) 11時51分

「プリマ」一度のぞきたいと思いながら、上京機会なかなか折り合いつかず過ごしてます。
一度、「文芸思潮」の五十嵐さん、「群系」の皆さんなどに会うための日程組まなくてはと思います。

投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2012年11月 5日 (月) 03時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 西日本文学展望「西日本新聞」2012年10月31日、朝刊・長野秀樹氏 | トップページ | 著者メッセージ: 島本理生さん 『七緒のために』 »