ネット情報と書店の本
日ごろネットで意見を表明していると、本を出版したときに、売れるというケースに孫崎享「戦後史の正体」がある。孫崎氏はネットサイト「ちきゅう座」で、元外交官の経験から外交評論をして、最近この本を出した。米国からの圧力」の歴史として、アメリカにたてつく首相はみな抹殺されてきたことを書いているようだ。いま、書店で目立つところにある。立ち読みだが、芦田均の昭和電工事件、田中角栄のロッキード事件、岸信介の60年安保など、いずれも電通、博報堂のメディア利用で、小沢一郎も鳩山由紀夫もアメリカに嫌われているようだ。
ちきゅう座の編集者に以前きいた話では1日に1万人以上のアクセスがあるとかで、このサイトで知って本を買ったという人もいるようだ。お堅い本なのにタイムリーであれば25万部ほどはいくというのは珍しい例だ。
このところ文学フリマで出す冊子の制作や電子書籍動向の取材活動、また放射能汚染の健康への影響についてなど調べているので、日記を書くのがおろそかになりがち。手も遅くなっていて、時間がかかる。
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