総合文芸同人誌「構想」第52号(長野県東御市)
【「異形のものたち」畠山拓】
幻想小説でありながら詩的散文でもある。東京・城南のあたり武蔵小山商店街や澁澤龍彦などの実在性を生かし、リアルなイメージと幻想的な出来ごとを巧くつなげて面白く読ませる。「生首」「金魚」「小鬼」に共通した語り手は老人で麻子が変容する。都会的センス自在にイメージをふくらませている。東西の作家がでてきて、よく知らないものもあるが、なんとなく恰好がよく感じる。
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【「異形のものたち」畠山拓】
幻想小説でありながら詩的散文でもある。東京・城南のあたり武蔵小山商店街や澁澤龍彦などの実在性を生かし、リアルなイメージと幻想的な出来ごとを巧くつなげて面白く読ませる。「生首」「金魚」「小鬼」に共通した語り手は老人で麻子が変容する。都会的センス自在にイメージをふくらませている。東西の作家がでてきて、よく知らないものもあるが、なんとなく恰好がよく感じる。
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