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2012年6月 3日 (日)

第55回群像新人文学賞(講談社主催)の授賞式

「作家はピンチの連続!?」群像新人文学賞授賞式(産経6月3日記事)
 第55回群像新人文学賞(講談社主催)の授賞式で、小説部門の受賞者3人が抱負を語った。当選作は神奈川工科大准教授の岡本学さん(39)が書いた「架空列車」。空想で鉄道路線図を作っては小旅行する、という遊びにいそしむ男の話。物語の転換点に東日本大震災が置かれ、選考会でも賛否が割れたという。『3・11』を文学化するのは評価に値する」との声もあったという。岡本さんは「わたしは前回芥川賞をとった円城(塔)さん、田中(慎弥)さんと同い年。まずは何とかして2人に追いつきたい」と話した。
  「泡をたたき割る人魚は」が優秀作に選ばれた明治大文学部4年の片瀬チヲルさん(21)は「文章が好きで、たまたま手に取った本の一文がきれいだったりすると、それだけで幸せな気持ちになる。小説の人物造形などをもっと勉強したい」と話した。同じく優秀作「グッバイ、こおろぎ君。」を書いた藤崎和男さんは現在74歳。「年齢の割には新米で、場違いな感じ。姪(めい)っ子には『そんな年になってもうれしいものなの?』と言われてしまいましたが…」と、会場の笑いを誘った。

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