小泉八雲の三陸津波に関する蔵書…焼津で展示
.三陸津波に関する小泉八雲の蔵書…焼津で展示(2012年5月18日 読売新聞)
= 静岡県焼津市にゆかりがある小説家小泉八雲(ラフカディオ・ハーン、1850~1904年)の蔵書から、1896年の明治三陸地震についての英文冊子が見つかり、同市本中根の静岡福祉大付属図書館で展示されている。
八雲は、安政南海大地震(1854年)の津波に襲われた紀州(和歌山県)で、稲束に火を放って村人に避難場所を伝えたという実話をもとに「生き神」を執筆。1896年に米国の雑誌に発表した。進藤さんは「怪談のイメージが強い八雲だが、自然災害についても関心をもっていたことも知ってほしい」と話している。
展示は、7月31日までの平日午前9時~午後5時15分。祝日休館。入館無料。問い合わせは同館(054・623・7452)。
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