繭(コクーン)version2 山川豊太郎について=詩人回廊の近況
5月6日(日)に「第十四回文学フリマ」が開催される。当会は都合が悪く、参加申込みに遅れてしまい残念ながら会としては不参加となってしまった。しかし、「砂」の会が参加する(配置番号A11)ので、「砂」誌と山川豊太郎の作品のある「カフカもどき」を販売することができるようになった。
「カフカもどき」に掲載の「時計台」という作品については、「文芸同志会のひろば」に解説がある。この作品は、大長編のはじまりに過ぎず、現在「詩人回廊」に連載中の「繭(コクーン)version2」に書き継がれている。なにやら社会が荒廃するなかで主人公の境遇にただ付き合わされる話の状況だが、次第に現在社会が従来の秩序の法則からはずれていくのが、暗示的に感じさせられる。
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