第1回日本医療小説大賞は帚木蓬生氏の2作品に
日本医師会と新潮社は「第1回日本医療小説大賞」の3月23日の選考会で、帚木蓬生氏『蠅の帝国 軍医たちの黙示録』『蛍の航跡 軍医たちの黙示録』(ともに新潮社刊)の2作品に決めた。
帚木氏の経歴。東京大学仏文科卒。TBSに勤務。退職後九州大学医学部を経て精神科医に。その傍らで執筆活動。受賞歴ーー
1975年 - 『頭蓋に立つ旗』で第6回九州沖縄芸術祭文学賞
1990年 - 『賞の柩』で第3回日本推理サスペンス大賞佳作
1992年 - 『三たびの海峡』で第14回吉川英治文学新人賞
1995年 - 『閉鎖病棟』で第8回山本周五郎賞
1995年 - 福岡県文化賞
1997年 - 『逃亡』で第10回柴田錬三郎賞
2010年 - 『水神』で第29回新田次郎文学賞
2011年 - 『ソルハ』で第60回小学館児童出版文化賞
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