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2012年2月19日 (日)

文芸同人誌の意義と行方と「ウルトラ・ライト」

 白川正芳氏の執筆する文芸同人誌評「週刊読書人」(12年02月03日)で「グループ桂」65号の北一郎の「文芸の友と生活」が、論評されている。それについて「グループ桂のひろば」で報告した。
 わたしが合評会で意外だったのは、川合氏の作品の引用部分を会員が知らなかったということだ。グループ桂には読者会員もいるので、追悼の意味でせいぜい40人そこそこの人々のために書いたつもりだった。作品引用記載によって、川合氏の精神があらためて理解されたのはよかったと思う。白川氏とは面識がありネットニュースに登場していたただいたこともあるのだが、北一郎が自分であることは告げた記憶がない。おそらく、作品中に同人誌への考え方を示しているので、興味を呼んだのかも。
 なお、この評のなかで、白川正芳氏は「古い雑誌や書きかけの原稿を捨てて大分身軽になった」とし、新しい歩みをはじめたという。
 私自身も家族に突然の要介護者が発生、外出に制限がかかり、とりあえず外部の依頼を受けない手続きに入った。それを「ウルトラ・ライト」というのをはじめて知っった。仕事の整理がついたらわたしも「ウルトラ・ライト」になりそう。東京都からシルバーパスの案内がきた。現在、交通費だけでも月3万円はかっかっていたが、皮肉にも外出が減った。
 伊藤桂一氏も「グループ桂」の合評会で、東京の拠点を整理し関西に移すというような話をされていた。夏前に東京でお会いできるかどうかというところらしい。
 なお、北一郎の「文芸の友と生活」にーー「サンデー毎日」大衆文芸賞という文学賞では、昭和15年上期、同17年上期と下期に受賞をしている。直木賞候補にノミネートされたこともあるそうだ。サンデー毎日の編集者などとも親しく、「流転」で世に出た芥川賞作家とともに東京作家協会に所属していた。NHKのラジオドラマ賞なども受賞。戦後は読物雑誌に娯楽小説を執筆しながら、新潮社の戯曲賞、吉川英治賞などにノミネートされる作品を書いていた。。ちなみに「サンデー毎日」大衆文芸賞では、昭和27年に伊藤恵一氏、杉本苑子氏が受賞者となっている。ーーーというくだりがある。これについて、読者から、伊藤恵一というのは、桂一の誤りでは、という指摘があったが、この賞は「恵一」名で書いたものが受賞している。

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