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2012年1月 1日 (日)

著者メッセージ: 真山仁さん ハゲタカシリーズ『グリード』

 2012年は、昨年以上に世界が激動する予感があります。日本は、震災と原発事故をどう克服するのか。そして、ヨーロッパは金融危機を脱することができるのか。中国の新体制も気になりますし、アメリカの推進力の低下がどんな作用を及ぼすのかも注視です。
  そんな中、年明け早々からハゲタカシリーズ第4弾『グリード』を週刊ダイヤモンドで連載します。グリードとは、強欲という意味ですが、今回は前作『レッドゾーン』の直後、リーマンショックの時代を描きたいと思っています。すでにショックから3年余り、金融界はリーマンショックの後遺症はないと言いますが、ヨーロッパの出来事も、アフリカや中東で燻っているジャスミン革命も皆、アメリカの金融界が解き放った“怪物”が暴れ回っていると思えてなりません。そういう意味で『グリード』では、過去を振り返るのではなく、今を省みる鏡として作品が浮かび上がればいいと思っています。日本も私も覚悟の年と期して、ご期待に添えるよう精進したいと思います。(真山 仁)
 ハゲタカシリーズ第4弾『グリード』は、週刊ダイヤモンド1月28日号より連載開始。連載終了後、講談社より単行本刊行予定。(講談社『BOOK倶楽部メール』 2012年1月1日号)

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