物語のルミナリエ 異形コレクション収録=赤井都
物語のルミナリエ 異形コレクション(井上雅彦監修 光文社文庫)が 12月8日発売になりました。“苦難の時期に作家ができることは「物語」を贈ること。小さな物語の光を集めて、人々に元気を与える。そんなコンセプトのもとに集められた78人の著者による燦めく小さな物語のたち。待望のショートショート集が4年ぶりに登場!”
赤井都の超短編『灰色の道』が収録されています。
本書の中で紹介されている言葉と募金のページはこちらです。
物語のルミナリエ 災害支援編 http://justgiving.jp/c/7598 物語のルミナリエ 動物救援編 http://justgiving.jp/c/7606
私の超短編に関しては、異形コレクションとして素直すぎるかもと思いつつ、3.11の後としてあのような形になりました。西崎憲さんの背中を見つつ、しかしどちらかといえば森絵都さんの『カラフル』とアイデアが似ていないかどうかをしきりにチェックしました。本はまだ読んでいる途中ですが、井上雅彦さんの作品には途中まで危うく泣きそうになり、そこから笑って、「物語の力」を感じました。一方『下魚』にはうなされました。怖がりなのです。全国書店でお求め下さい。
■雑誌掲載のお知らせ『メトロポリターナ』東京メトロ各駅で12月10日配布の号に、カラー1ページ
で銀座おとな塾の教室体験が掲載されました。
「大人のれっすん 豆本作り」です。
http://www.metropolitana.jp/contents/1112/index.html
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■年末年始イベント 活版工房雑貨店、豆本ツリー、日本の職人展、「活版とことば」展、New Year Greetings展
東向島珈琲店で、活版雑貨と共に活版作品を販売しています。30日まで。
豆本ツリーは東京堂本店3階に立ちました。私がぶらさげている豆本は全部で3冊で、一つは三角の萩原朔太郎。中はカラフルで、詩と切手が貼り込んであります。もう一つの三角は、1月に出る本に掲載される予定のものと中身が同じ、古楽譜と押花の三角折り本。表紙は杉皮紙という和紙です。
あとの一冊は、「メトロポリターナ」取材中に私が作った布表紙上製本、花布とスピン付、中は活版印刷の数字です。25日まで。
日本の職人100人展が年末年始に池袋東武百貨店で開催されます。小さいモノ特集豆本で出ます。私の来場日は29日(終日実演),2日(午前実演)です。
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