識者5氏による2011年の3作
【回顧2011】文芸…即時性・文学性 両立問われる★安藤礼二(文芸評論家)
・磯崎憲一郎『赤の他人の瓜二つ』(講談社)
・堀江敏幸『なずな』(集英社)
・絲山秋子『不愉快な本の続編』(新潮社)
★石原千秋(早稲田大教授)
・澤西祐典「フラミンゴの村」(「すばる」11月号)
・丸谷才一『持ち重りする薔薇の花』(新潮社)
・金原ひとみ『マザーズ』(新潮社)
★斎藤美奈子(文芸評論家)
・宮沢章夫『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』(新潮社)
・川上弘美『神様2011』(講談社)
・海猫沢めろん『ニコニコ時給800円』(集英社)
★田中和生(文芸評論家)
・津村節子『紅梅』(文芸春秋)
・小林信彦『流される』(文芸春秋)
・金原ひとみ『マザーズ』(新潮社)
★沼野充義(東京大教授)
・円城塔『これはペンです』(新潮社)
・川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』(講談社)
・高橋源一郎『恋する原発』(講談社)
(2011年12月16日 読売新聞)
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