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2011年12月25日 (日)

文芸同人誌「相模文芸」第23号-1-

 本誌は、地域の総合文芸同人誌として、会員の拡大が続いているという。その運営に力を入れていた戸狩雅巳氏は、それを受けて今後は執筆活動に力を入れるという。
【「裁かれざる者」外狩雅巳】
 国鉄労組時代の労働運動で、馘首された時の話。特定の時代を背景にし、短いものながら、エネルギーが出ている。過去の時代における臨場感なので、そういうこともあったな、と云う感慨にとどまるのだが、生活がかかった思想闘争の様子は迫力がある。ほかに「掌編帳」という作品がある。氏は昭和17年2月生まれだという。わたしも同年同月である。毎年、自分の誕生日近くになると、朝鮮半島の偉大な指導者の生誕記念パレードのニュースが流れるので、複雑な心境になったものだ。戸狩氏もわたしも偉大な指導者より、長生きしたことになる。来年は古希らしい。これを読んで知った。家の事情で上京したのか、させられたのか、「長いようで短い」という述懐がある。今後は創作に専念するそうだ。同い年である自分も偶然に同様のことを考えている。素直な実感が感じられる。

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