文芸時評11月(東京新聞11月30日)沼野充義氏
「翻訳通じ民族の文学結ぶ」「『新潮』『群像』…世界共通の問いに挑む」
《対象作品》日韓中の文芸誌による小説競作プロジェクト「文学アジア3×2×4」(新潮)津島佑子「ヒグマの静かな海」・阿部和重「Geronimo-E、KIA」・莫言「大浴場」「赤ベッド」(吉田富夫訳)・キム・イソル「餌」(金仁順訳)・チョン・ミギョン「南寺」(渡辺直紀訳)/ジョージ・ソーンダーズ「赤いリボン」(米国・岸本佐和子訳)(群像)/エナ・ルシーア・ポルテラ「ハリケーン」(キューバ・久野量一)(群像)/高村薫「街宣車のある風景」(同)/岡田利規「問題の解決」(同)・「距離、必需品」(同2月号)/シリン・ネザマフィ「耳の上の蝶々」(文学界)/木村友祐「イサの氾濫」(すばる)。
| 固定リンク
コメント