同人誌時評(7月)「図書新聞」(2011年8月27日)福田信夫氏
題「同人誌の鑑となる健在ぶりの二誌」
『遊民』より伊藤幹彦「十歳の集団疎開児」、大牧富士夫「おぼえ書き・西沢あき子さんのこと」
『異土』より「ゲルツェンとマルクスにおける人間と社会の関係」・「イロニーについての覚書」・「松本清張と森鴎外」、浅田高明「オリオンの星は燦めく」
『群系』27号の特集「戦争と文学-昭和文学の水脈」より野口存彌「野間宏『顔の中の赤い月』の背後に」、澤田繁晴「現代日本に通じる戦争日記」
『文学街』286号より森啓夫「復刊・文学街の十四年の歩み(1)」、『コブタン』34号より須田茂「武隈徳三郎とその周辺(二)」、『Q文学』2号より玉井五一「Qへの独白めいた気儘な手紙」
新田次郎記念会誌『新田次郎文学賞 30年の歩み』、『吉村昭研究』14号より「私の選んだ吉村昭ベスト3」、『海鳴り』23号より庄野至「僕がパブリカで走った夜」・大塚滋「化学の錯誤(続)」・涸沢純平「二つの訃報(島田陽子と宗秋月への追悼)」
『一宮館文庫』は18号で休刊
(「文芸同人誌案内」掲示板・ひわきさんまとめ)
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