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2011年8月 1日 (月)

著者メッセージ: 夢枕獏さん『大江戸釣客伝』

「そもそも釣りは人の道にあらず、外道の道なり。この道に生き、この道に死して悔いなし。なまこの新造が、あれほど釣りにのめり込んだというのも、その心のどこかには哀しみのようなものがあったのではないか。自分の握るこの竿は、人が生きてゆくための杖である。人は淋しい。人は愚かだ。その淋しさや、哀しさや、愚かさの深さに応じて人は釣りにゆくのだろう」             ――本文より――
  釣りは、もの狂いの一種である。鬼が憑く。愚かで滑稽で、ある意味では、女よりも博打よりも罪深い遊びであり、そして、この釣りが、時に人を救ってくれたりもする。
  江戸浦で、謎の土左衛門を釣りあげてしまったのは、俳諧師宝井其角、絵師英一蝶。このふたりと、旗本津軽采女が、釣りの泥沼の中から、元禄という忠臣蔵の時代を覗く。
  あなた、間違っても釣りをしてはいけませんよ。怖いことになりますよ。(夢枕 獏)
(講談社『BOOK倶楽部メール』 2011年8月1日号  Vol.313)

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