「新 同人雑誌評」「三田文學」105号・春季号(2011.05.01発行)
対談「新 同人雑誌評」勝又浩氏・伊藤氏貴氏
《今号で取り上げられた作品》
中田重顕「去年今年」(「文宴」113号、松阪市)/米沢朝子「密-misoka-」(「蒼空」15号、高知市)/神盛敬一「稲荷山」(「港の灯」、神戸市)/神盛敬一「花見るあい間」(「飢餓祭」34号、奈良市)/佐藤睦子「坂の向こう」(「小説家」133号、国分寺市)/島田勢津子「しちゃかちゃ」(「黄色い潜水艦」53号、奈良市)/銚布坂大「切り捨てられた端数」(「とぽす」49号、茨木市)/長瀬葉子「恋の方程式」(「とぽす」49号、茨木市)/青木民男「ひと冬の奈良ものがたり」(「別冊・蒼海」、宝塚市)/加地慶子「プライベート・ノベル」(「まくた」270号、横浜市)/木下径子「二十歳の石段」(「街道」16号、武蔵野市)/飛田一歩「泉」(「湧水」47号、東京都)/奥野忠昭「海への日」(「せる」85号、東大阪市)/和泉あかね「秋の並木道」(「サロン・ド・マロリーナ」2号、東京都)/伊村恭子「ノーマルカーブの中央値切り」(「カム」7号、奈良県桜井市)/浅田厚美「蛇香草」(「別冊關學文藝」41号、大阪市)/和田浩明「昭和二十年、夏から冬へ」(「別冊關學文藝」41号、大阪市)/宮本史郎「ひとりぼっちのあいつ」(「銀座線」16号、東京都)/菊池尋子「廊下」(「天気図」9号、花巻市)/北緒りお「たまご」(「カプリチオ」34号、東京都)/木戸岳彦「覆面の下の突堤」(「季刊作家」72号、豊田市)/市川一雄「かがやく酸素のかたまり」(「黒馬」38号、岡谷市)/菊野啓「黒猫のティガティンガ」(「飛行船」8号、徳島市)/高木純「群鳥の水田」(「飛行船」8号、徳島市)/紺野夏子「石の家」(「南風」28号、福岡市)
●ベスト3
勝又氏:1番は米沢朝子「密-misoka-」(「蒼空」)・2番は中田重顕「去年今年」(「文宴」)・3番は神盛敬一「稲荷山」(「港の灯」)・奥野忠昭「海への日」(「せる」)も捨てがたい
伊藤氏:1番は米沢朝子「密-misoka-」(「蒼空」)・2番は神盛敬一「稲荷山」(「港の灯」)・3番は銚布坂大「切り捨てられた端数」(「とぽす」)
●前回も含めた1位
米沢朝子「密-misoka-」(「蒼空」)
奨励作
勝又氏:高橋陽子「さちあれ」(「せる」)・塚越淑行「豆腐屋の女」(「まくた」)
(「文芸同人誌案内」掲示板・ひわきさんまとめ)
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