同人誌時評(1月)「図書新聞」(2011年3月5日)福田信夫氏
題「大逆事件を描いた力作多数」
『群系』26号<特集・大逆事件と文学>より永野悟「大逆事件とは何か-秋水、須賀子、平出修、啄木から-」、野寄勉「奥宮健之の描かれ方-魅了された尾崎士郎・松本清張-」、安宅夏夫「夏目漱石と堺利彦」など8篇ほか「参考図書解題」として関連著書など15冊を同人が紹介
『構想』49号より崎村裕「百年後の友へ-大逆事件の新村忠雄-(第一回)」
『遊民』2号より大牧富士夫「多喜二の母を訪ねた-セピア色の記憶-」、同誌より山下智恵子「鹿に会う」、稲垣喜代志「怪人・唐九郎伝説(Ⅱ)-ロマンを追いつづけた美の巨人-」、伊藤幹彦「八歳の危険分子-なぜ校長室に呼ばれないのか-」
『時間と空間』64号より北岡善寿「読者の戯言」、河底尚吾「文化と文明(11)-テロリズムとクーデタ」
『海塔』創刊45周年記念号より源哲麿「『海塔』の四十五年を顧みて」、林虚太郎「老人と雀」
追悼2誌。『amigo』64号は「高須賀昭夫・その死・その生」、『クレーン』32号は中山茅集子ら3人が沼田晃一への追悼文
『coto(コト)』20号(終刊号)
(「文芸同人誌案内」掲示板・ひわきさんまとめ)
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