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2011年2月19日 (土)

現象は意味を与えるが自らを説明しない。

 2000年の後半に「文芸研究月報」を始めたが、同人誌情報については長く扱うつもりはなかった。やめようと思っていたところ、民主文学の文芸評論家・浜賀知彦氏から、「これは続けた方がいいよ」といわれ「ほら、ここに難波田さんがでているけど、この人はだね」と、南部文芸同人誌細目リストを見せてくれた。これがその当時月報に反映さされている。<「暮らしのノートPJ>ITO」復刻文芸研究月報」>浜賀さんは久保田正文さんと家が近く親しくしていた。今は浜賀さんは、療養中だと思う。
 ときおり奇妙なことを言い出す「わたし」であるが、今月で68歳になった。68歳という年齢の体験は「わたし」にとって生まれてはじめてのことである。これから何が起こるのか。目が見えなくなるのか、歯が抜けるのか、性が喪失したのち性欲が昂進したら「わたし」はどうなるのか?これから起こることを考えたら不安である。誰でも生きている限り毎年初めての歳を体験する。「はじめてだから不安」不安だといいながら、新年をめでたいと祝う。そうであるなら、不安になったら「めでたいと」祝ったらいいと思う。そこで、さらに奇妙なことを言ってみよう。タイトルは「新聞社は戦犯組織である」。そのひとつにこのサイト記事を示したい。「暮らしのノートPJ・ITO
アメリカと日本はアフガンにおいて戦時中であり、民衆を無差別攻撃する米軍を支援している。イラク戦争の時の米国新聞人は戦争を煽った。日本も同じだ。「新聞記事は常に戦争協力者であり戦犯である」ことを忘れてはならない。存在という現象は意味を与えるが自らを説明しない。いま、なぜこうなのかを考えて読む必要がある。

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