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2011年1月 9日 (日)

同人誌「視点」74号(東京・多摩市)

 本号には、筑紫亮「奪われる」50枚、石川テイ子「古印最中」7枚、小松三枝子「風のまぎれに」62枚、矢田山聖子「盧舎那大仏の不思議」(第二章)27枚、萩照子「萩・或る町にて」がある。
【筑紫亮「奪われる」筑紫亮】
 韓国に行った老いた日本人が、そこで心臓発作を起して入院する話。内容は日本の歴史的な支配をした時代が、今にまだ影を落とし屈折した心情を描く。民衆の交流のなかでのその過去にこだわる話は、書き残すことに意義がある。
【「風のまぎれに」小松三枝子】
 母親の面倒を見ること、昼の仕事、夜の飲み屋、ブンガクに関わって生きる女性の話。女性の生活感覚で、ブンガク活動する女性関係やライフスタイルが描かれている。親の状態から、ブンガクに入るきっかけにった女性像、そこで知り合う男性との関係。話の流れがところにより大きく変わり、書き込みにもムラがあるが、その分、細部に面白さがある。

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