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2010年12月 9日 (木)

 「第11回文学フリマ」における60歳代~70歳参加体験レポート(1)

 12月5日(日)に開催された「第11回文学フリマ」に文芸同志会も、例年どおり参加した。
今回は独りで店番をしたが、なにしろ520ブースの参加とあれば、埋没するのは必至と思い、席を空けてもっぱら会場の見物に力を入れた。2階も賑わっていた。
 今年で70歳の野田吉一氏の「幻魚水想記の会」では9万円ほどかけて新作と旧作を増刷し、運び込んだダンボールの本の在庫がかなり減っていて売れ行きが好調だった。しっかりした本格的で個性の味のある文章であるため、立ち読みする若い層にも売れていた。
 また、従来は古いタイプの文芸同人誌と若者中心のライトノベル系のはっきりとした分離があったのだが、今回はひとつのグループのなかに年配者と若者が混じりあっているようなところがあり、着物姿の昔美人風女性から文学老年が入場しているのが目立った。
 また、隣のブースではツイッターという飛び道具を活用した個人で、ブログとツイッターの知り合いらしき人たちに売り上げていた。
 情報通の工藤伸一氏によると、「『文学賞メッタ斬り!』などで知られる豊崎由美さんの、V-20「書評王の島」/青林工藝舎などで活躍する漫画家による、P-01「西岡兄妹」/中原中也賞詩人による、S-20「三角みづ紀」などがある。 また今回は「twitter小説」がらみで、A-17「南洋文芸通信社」/A-18「ついのべ豆本♪部」/A-19「ついのべ電書部」の3ブースが並んでいるのも特徴。「ついのべ」とは、80冊もの著書を持つ人気作家・内藤みかさん(twitterID:@micanaitoh)が考案した、twitter小説用ハッシュタグ「#twnovel」の愛称。これを付けてtwitter小説を書くと「#twnovel」の部分にリンクが張られ、クリックすれば大勢の書き手による「twitter小説」の一覧を読むことができる。おりひかいくおさん(twitterID:@Orihika)が編集した『月刊(?)twitter小説vol.2』(南洋文芸通信社)によると、twitter小説家は今年4月30日の時点で7,200人。昨年7月から約1年だったことを考えれば、今は1万人を超えていると思われ、今後の行方が気になるムーブメントである」そうだ。
 これらの情報を得てもそうした現象をどう考えて、どう受け止めれば良いのかを、人に簡単にわかるようにするのが池上彰的な時代の現象らしいが、この情報でどう活動するかを考えてみる。
■関連情報「詩人回廊」文学フリマ最新動向

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