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2010年11月 6日 (土)

【Q5】おすすめの警察小説や法廷小説は?【BEST3】

『マークスの山』(高村薫)/『隠蔽捜査』シリーズ(今野敏)/『新宿鮫』シリーズ(大沢在昌)<講談社『BOOK倶楽部メール』 2010年10月15日号>
★『薬師寺涼子の怪奇事件簿』(田中芳樹)警察小説といえるかは微妙ですが…。エンターテイメントとしては最高です。警察の暗いイメージがなくなってしまいました。(千葉県 N様 10代)★『マークスの山』(高村薫)硬派でずっしりと重い警察小説です。格好悪くて最高に格好良い男たちの 物語です。(北海道 K様 20代)★『百舌の叫ぶ夜』(逢坂剛)行きつ戻りつくらくらする展開とドライなハードボイルドぶりがたまりません。(静岡県 B様 20代)★『陪審法廷』(楡周平)アメリカの陪審は、裁判員と違って有罪か無罪かの判断のみ。「有罪だけど、有罪になった場合の刑は重過ぎる…」。そんなとき、有罪と無罪、どちらを選べばいいか? 迷う陪審たちの物語。(大阪府 S様 20代)★『隠蔽捜査』シリーズ(今野敏)普段余り舞台とならない警察庁の内部が描かれていること、官僚である主人公の変人ぶりが魅力的です。(神奈川県 I様 30代)★『事件』(大岡昇平)読後何かと考えさせられる一冊。人を裁くことの難しさがわかり、現在の日本の司法制度を鑑みても今読むべき小説だと思う。(大阪府 I様 30代)★『同期』(今野敏)主人公の宇田川が、先輩刑事に学び意欲的で優秀な警察官になっていく様を主人公の同期が巻き込まれた公安事件の謎解きと絡めて魅せる、非常に面白い小説です。(神奈川県 I様 30代)★『第三の時効』(横山秀夫)警察という組織の中で、真実をつきとめようとする者、組織を守ろうとする者など、様々な人が絡み合っていく様がしっかり描かれていて面白い。(愛知県 O様 40代)★『犯人に告ぐ』(雫井修介)公開捜査という方法や、それに乗せられて動く犯人の様子が上手に描かれていて、息つく暇もなく一気に読みました。(東京都 A様 40代)★『十二人の怒れる男』(スタインベック)裁判員制度の原点ともいうべき古典作品ですが、今に通じる内容が随所にある作品と思います。(東京都 S様 50代)

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