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2010年9月11日 (土)

赤井都さんの『そのまま豆本』の周辺

「そのまま豆本」(河出書房新社)
(文学フリマ初期参加グループ「言壷便り」から)ーーたくさんの通販御予約、ありがとうございました。予約特典の「おまけ」のために、印刷機を動かして、ガチャンコガチャンコとテキンで栞や間紙を刷りました。栞を刷った紙は、『豆本づくりのいろは』の撮影で、豆本材料の撮影台紙として使った紙です。本になったら、台紙の紙は色ぐらいしかわかりませんでしたが、実はそんな紙でした。畳の上で、全紙をカッターで細切れにして活字を印刷して、栞にしました。サインページに挟む紙は、紙工房たかのの、楮入り和紙です。パルプも混じって、はりっとした薄紙です。
ーーそんなふうに準備している真っ最中、編集さんから電話で「本の発売が遅れますぅぅ」と。私は印刷をしていたので、むしろ印刷やさんの気持ちになってしまって「ううん、大変だ」。
ーー発送のためにスケジュールをあけてあったのが、一週間ずれることになり、そのぶん、一週間先にやるはずだったことを今やっていますが、なんだか「待っている」かんじで落ち着かないなあ。
ーー御予約分は出版社からすぐ配本されてきますが、その先は、言壺通販だと入荷が10月になるかもしれないので、予約で買い逃した方は、本屋さんで見つけたらその場でお求めいただくのが早いと思います。
関連情報=《暮らしのノート復刻「文芸研究月報」》
★『そのまま豆本』2冊セット
(一冊はサイン入り、一冊は切り取って作る用でサインなし)
サイン本には奥付に製本道具の印1種入り
(山猫や制作、消しゴムはんこ)&著者手刷りの間紙入り
(本体価格1400円+税)×2+送料→3280円
★『そのまま豆本』1冊
サイン入りかなしかを選べます。(本体価格1400円+税)+送料→1760円予約ご注文はこちらから(送料「冊子小包」を選んで下さい)
http://miyako.cool.ne.jp/cgi-bin/order/tuhan.cgi
「日本の古本屋」メールマガジン9月号で、『そのまま豆本』のことを語りますのでよろしく。本好きに説明しようとするとこうなるみたいな一例。配信は9月下旬予定なので今から会員登録すれば読めます。
http://www.kosho.ne.jp/

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