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2010年8月24日 (火)

同人誌評「季刊文科」第49号

◆勝又浩氏「移り変わり」
「文学地帯」(106号、堺市)は主宰である関荘一郎氏の逝去により「終刊号」として追悼記を掲載。同誌より小倉弘子「たそがれ梟」、坂井重藤「浜茶屋にて」、天見三郎「五十歳のアカンベー」
「旅かばん」(創刊号、福岡市)より水木怜「エンゼルベイビー」。「アルカイド」(大阪市)記念号より、山畠千佳「じごくのやかた」、村井理恵子「いちじく」、佐伯晋「白い海へ」。
梓陽子「特別慰労品 銀杯」(「じくうちⅡ」21号、藤沢市)、同誌より明森まつり「海の鳩」、元主宰であった小林正明追悼を組む。
立石富雄「脱出」(「火山地帯」101号、鹿屋市)、同誌より井上百合子「長い昼」。
藤田愛子「妄想同盟」(「構想」47号、長野県東御市)今号掲載。
たちりえ「伊豆の春」(「素粒」7号、富山市)。
「河108」(26号、江別市)より行方のな「そこにいないもの」。「酩酊船」(25集、兵庫県宍栗市)より森岡久元のエッセイ「花本さんとヒカルくん」
◆松本道介氏「さまざまな力作」
難波田節子「雨のオクターヴ・サンデー」(「河」155号、東京都)。岩代明子「水を買いに行く」(「ignea」2号、東大阪市)。永井孝史「唐澤鉄工所」(「碑」94号、東京都)。森岡久元「十八歳の旅日記」(「別冊關學文藝」40号、西宮市)。同氏作「酩酊船」(25集、兵庫県宍栗市)掲載「小石の由来」。
前出「別冊關學文藝」より浅田厚美「母のデス・ノート」、和田浩明「紋白蝶」。
張籠二三枝「賢者の祭り」(「日本海作家」178号、福井市)。隈部京子「もうすぐその時が」(「小説家」132号、国分寺市)。
●同人誌の現場から
「九十路(クソジイ)まで」福島昭午(「人間像」主宰)
(「文芸同人誌案内」掲示板・ひわきさんまとめ)

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