村上龍さんの「歌うクジラ」出版社通さず電子配信
村上龍さんの最新長編小説「歌うクジラ」が、紙の書籍に先駆けて、アップルの新端末「iPad」向けの電子書籍として公開されている。価格は1500円。
電子版は、出版社を通さずに、コンテンツの企画制作を手がけるグリオ(東京都世田谷区)が制作。全632ページのうち、十数カ所で、音楽家の坂本龍一さんが制作したオリジナル楽曲が聞ける。
「歌うクジラ」は平成18年3月から今年3月まで月刊文芸誌「群像」(講談社)に連載された。紙の書籍は講談社から出版される予定。
電子版の公開にあたり、村上龍さんは「100年後の世界を描いた未来小説であり、具体的な未来のアイテムやモチーフがちりばめられている。(産経ニュース10.7.27)
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