ツイッターに辻仁成、高橋源一郎ら続々参加
140字以内で文章を投稿するミニブログ「ツイッター」を始める作家や批評家が増えている。これまでにないメディアを舞台にした新しい“文壇”は誕生するのか?(磨井慎吾)(産経ニュース2010.5.13)
ツイッターを利用している作家、辻仁成さんは3月、「小説書いたら、どうなるだろう」と書き込み、「つぶやく人々」というタイトルで小説の連続投稿をスタート。ツイッターに熱中する小説家が主人公で、4月に第一部が終了した。作家、高橋源一郎さんは「辻さんの最高傑作ではないか」とツイッターで評価した。
高橋さん自身も連日、投稿している。「従来のホームページがしっかりコンテンツを並べなきゃいけない百貨店なのに対し、ツイッターはコンビニのようなもの。気軽で使いやすい」。ファンからの質問にも気さくに応じ、フォロワー(登録読者)数が1万5000を超える人気ぶり。文芸誌「群像」で連載中の小説「日本文学盛衰史 戦後文学篇」に、ツイッター形式を取り入れるなど、作品にも影響を与えている。
ツイッター“文壇”誕生? 辻仁成、高橋源一郎ら続々参加
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