第53回農民文学賞は国梓としひでさん(沖縄)と鶴岡一生さん(長野)
第53回の農民民文学賞(主催・日本農民文学会)は、沖縄県島尻郡の国梓(くにし)としひでさん(61歳)の小説「とぅばらーま哀歌」と長野県上田市の鶴岡一生さん(42)の小説「曼珠沙華」の2作に決まった。受賞作は季刊「農民文学」289号・春の号に掲載されている。
最終候補作品は受賞作のほかに、小説部門で原田武信さん「癖」(岩手県)、清水利也子さん「高倉騒動記」(岡山県)、詩集で磐城葦彦さん「不滅の豊饒」(神奈川県)、増田庄三郎さん「野に生きる」(千葉県)、評論の大金義昭さん「薄井清文学アルバム」(埼玉県)が選考対象になった。
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