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2010年3月 7日 (日)

同人誌時評(2月)「図書新聞」(10年3月13日)志村有弘氏

題「歴史・時代小説と掌篇小説と」
「仙台文学」第75号より近江静雄「睡竜立てり-仙台戊辰史譚-」、安久澤連「大堤」、牛島冨美二「英雄互いに黙契す-仙台維新前夜譚-」、石川繁の歴史探究「金売吉次のふるさとを訪ねる」
石原裕次「『本能寺の変』前後の信長と光秀・秀吉」(「全作家」第76号)、塚澤正「堕胎目付始末記」(「群獣」第11号)
時代小説では西村啓「兄弟は他人の別れ」(「作家」第70号)、黒木一於「掛け軸の幽霊」(「コスモス文学」第368号)
現代小説では西向聡「海蛍」(「法螺」第62号)、「九州文學」第503号より暮安翠「南天と蝶」、山下濶子「赤い花」、波佐間義之「ある男の軌跡」
伊藤文隆「掌篇物語五編」(「駿河台文芸」第21号)、「九州文學」は「掌篇小説特集」4編、「文学街」第270号が「掌篇」と題し2編、「九州文學」より永芳達夫「斑鳩の里で」、「文学街」より原石寛、森啓夫
詩では遠山幸子「『南無阿弥陀仏』」(「みえ現代詩」第80号)、「風神」第22号「冥界」特集より鈴木漠「冥府行」
短歌では五十嵐良子「遠花火」(「谺」第56号)
研究・エッセイでは「個」第5号がトルストイ研究家石田三治の生誕120年記念特集、「青銅時代」第49号「小川国夫の文学世界(1)
追悼号(含訃報記事)は「猿」第65号が佐竹幸吉、「京浜文学」第15号が木村為蔵、「九州文學」第530号が緑川新、「作家」第70号が松本伸、「大衆文学研究」第142号が尾崎恵子、「八百八町」第10号が野村敏雄、「文学雑誌」第85号が中谷榮一、「労働者文学」第66号が原田筧
(「文芸同人誌案内」掲示板・ひわきさんまとめ)

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コメント

文芸思潮の村上春樹批判の座談会、「IQ84を批判する」は大変興味深いものでありました。なかなか示唆に富んだ意見の交換もあって一気に読みましたが、読んで気になる点が二三ありました。一つは一般読者を馬鹿呼ばわりしていること、もう一点は文芸批評家としての目指すべき小説論がそれぞれ極めて曖昧なこと、でした。これについては別の場で述べるとして、ここではこのことだけ指摘しておきます。

投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2010年3月13日 (土) 00時35分

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