« 伊藤桂一先生を迎えて同人誌「グループ桂」合評会の余談から | トップページ | 著者インタビュー: 小沢一敬(スピードワゴン)さん »

2010年2月20日 (土)

【Q4】あなたの好きな私小説は?

(講談社『BOOK倶楽部メール』 2010年2月1日号) ・「人間失格」(太宰治) ・「蒲団」  (田山花袋) ・「岳物語」 (椎名誠) ・「死の棘」 (島尾敏雄) ・「命<四部作>」(柳美里)
★「君は白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)」(宮藤官九郎)私小説とは思えないほどの煙に巻きっぷりで面白く読めました。(京都府 I様 20代)★『蒲団』(田山花袋)高校生の時に読んで、とにかく衝撃を受けたのを覚えています。一種のフェティシズムというか、匂いで異性に対して何かしらの感情を吐露するというのが当時の私には驚きでした。(神奈川県 O様 30代)
★「富嶽百景」(太宰治)太宰の生きようとする決意が感じられる。(東京都 T様 30代)★「死の棘」(島尾敏雄)学生時代にはまりました。人間の強くて弱いところが描けていると思います。(東京都 Y様 30代)★「兄弟」(なかにし礼)弟に能力で劣るということが明確になってしまった兄が取った破天荒な行動が、兄弟ともに不幸な結果になった点が気の毒だった。(兵庫県 K様 30代)★「暗夜行路」(志賀直哉)暗い、長い、でも何となく救われる気がするラストまで読ませます。(東京都 K様 50代)★「死顔」(吉村昭)私小説の古典的な手法で書かれている。小説は自分を語るという意味で、すべて私小説ではないでしょうか。(神奈川県 F様 70代以上)
【Q5】“この人の自伝or伝記があったら読みたい!”と思う人物は?(敬称略)
 ・西尾維新 ・イチロー ・京極夏彦 ・小泉純一郎 ・オバマ大統領

|

« 伊藤桂一先生を迎えて同人誌「グループ桂」合評会の余談から | トップページ | 著者インタビュー: 小沢一敬(スピードワゴン)さん »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 伊藤桂一先生を迎えて同人誌「グループ桂」合評会の余談から | トップページ | 著者インタビュー: 小沢一敬(スピードワゴン)さん »