大杉豊さん上梓の『日録・大杉栄伝』をめぐって講話=本郷クラブ
大杉豊さん(70)は、10年余にわたる調査のうえ「日録・大杉栄伝」を執筆。その苦労話を12月5日、文京区民センターでの 本郷クラブ(サイト)12月例会で語る予定。上梓した「日録・大杉栄伝」(社会評論社)は、伯父・大杉栄の生涯を日録として再構成し、未発表書簡や中学時代の成績表・明治大学の学籍簿など、新たな資料が入れられているという。
アナキズムを唱えた大杉栄は、関東大震災後の9月16日、9歳年下の弟(豊さんの父)の家を伊藤野枝江とともに訪ね、妹の子・橘宗一(6歳)を連れて帰宅途中、憲兵に拉致され、3人とも虐殺された。
大杉豊さん略歴=1939年、横浜市生まれ。都立大卒。東京放送(TBS)入社。99年退職。東放学園専門学校・常盤大学国際学部非常勤講師、柏自主夜間中学スタッフ。共著に「日本の視聴者・続」(誠文堂新光社)、「放送広告の効果・続」(ダイヤモンド社)など。
関連情報=詩人回廊・ニュースバルコニー
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